小児歯科

小児歯科とは

小児歯科とは、主に0歳(生後半年)から18歳までのお子様を対象とした歯科治療のことです。

小児歯科では一般的な歯の治療だけではなく、虫歯予防のため、歯磨き指導や、予防指導、および食生活のアドバイス等を行い、お子様のお口の健康な成長を、専門的なスタッフがトータルにサポートします。

お子様が歯医者さんを好きになってもらうための取り組み

お子様が虫歯になってしまい、歯科医院に来ると、歯を削る機械の音・痛いなどあまり良いイメージはないと思います。しかし、虫歯を削ったりしないのであれば、嫌いになることはありません。

虫歯にならないように、お子さんが小さい頃から、シーラントやフッ素、しっかりとしたブラッシング指導を行えば積極的な歯科治療を受けなくて済みます。綺麗な口腔環境を維持する為に、定期検診には来て頂くことをオススメしますが、そのぐらいであれば、お子さんも嫌がる事なく、歯科医院に通う事ができると思います。

それでも虫歯になってしまった場合でも、当院では、歯科医院を好きになってもらう為に下記に気をつけながら治療を進めていきます。

1.治療は歯医者さんに慣れてから

お子様の治療が必要な場合でもよほど痛みが強い場合などを除けば、治療を行う前に、まずは話をしたり、道具などを触ってもらったりしながら緊張をほぐしていきます。そうする事で安全に治療を行うことを心がけています。

2.治療をくわしく説明する

どのような治療をするかはもちろん、虫歯になるとどうなってしまうか、虫歯を治すにはどういった事を行うかなどを説明していきます。お子様に理解してもらうのは難しいと考えるかもしれませんが、わかりやすく説明することによって子供も理解することができ、より緊張が緩和します。

当院の小児治療

フッ素塗布 

フッ素には化学作用により、歯の表面を硬くする効果があり、塗布することで虫歯に負けない強い歯にしてくれます。また、虫歯菌の働きを抑制する働きもあるため、虫歯予防に効果的です。

効果を持続させるためにもフッ素の塗布は3~6か月に1回程度継続して行うことをおすすめしております。

シーラント

シーラントとは、 奥歯の溝を歯科医療用のプラスチックで埋めて虫歯菌の増殖を防ぐ医療方法です。

歯の凹凸を埋めることで汚れや虫歯菌が溜まりにくくなり、虫歯予防に効果があります。

歯磨き指導 

当院では小さなお子様を持つお父様、お母様に向けて寝かせ磨きや仕上げ磨きの仕方といった歯磨き指導を行っております。

また、お子様ご自身にも実際に歯ブラシを持っていただき、歯ブラシの当て方や動かし方など実践を交えながら指導させていただきます。

早いうちから、正しい歯磨きを身につけておくことで、将来の虫歯のリスクを減らすことができます。

小児歯科治療のメリット

虫歯になりにくい歯磨き習慣や食生活習慣が身につく

小さいお子さんに歯磨きの大切さを伝えるのはとても難しいことです。

乳歯のうちに虫歯が増えてしまうと生え変わった永久歯も虫歯になりやすくなりますし、歯並びにも影響してくるのですが、言葉で説明してもなかなか理解してくれません。

小児歯科ではイラストや実際の器具を見せながら丁寧に指導を行いますので、お子さんに合わせた伝え方が可能です。

歯医者に通う習慣、虫歯になりにくい生活習慣を身に着ければ、大人になってからも健康な口内環境を保つことができます。

「歯医者が怖い」というのは幼少期の嫌な経験が元になっていることが多いので、予防歯科など痛みや恐怖を伴わない通院をしておくと歯医者嫌いにもなりにくいでしょう。

乳歯の虫歯を適切な時期に治療できる

乳歯は非常に柔らかく、永久歯よりも虫歯になりやすいと言われています。

また、乳歯の虫歯は痛みを感じにくいため知らず知らずのうちに進行してしまうことが多いです。

「生え変わるから大丈夫」と思われがちですが、実際には口内の虫歯菌も増えるため、生え変わったあとの永久歯にも影響が出てしまいます。

初期の虫歯なら痛みの伴う治療も必要ありませんし、恐怖を与えずに再発を防ぐための処置ができますので、早いうちから小児歯科に通院して乳歯の虫歯を適切に治療するのが大切です。

当院の小児治療の流れ

STEP1受付をします

受付で保険証と医療証をご提出後、問診票にご記入ください。

その問診票を受付に渡していただき、順番になりましたら、スタッフが名前をお呼びして、診察室にご案内します。

STEP2検査・診断

診察室ではまず問診票をもとにお話をお伺いして、必要なレントゲン撮影などの検査を行います。

基本的には、診察室においては保護者の方同伴となっております。

STEP3治療計画のご提案

検査結果にもとづいて、お子さまのお口の状態や年齢、性格や生活環境にあった治療計画をご提案します。

STEP4治療

初診時には、基本的に治療は行いません。当院の雰囲気に慣れて頂けるよう歯磨き指導やクリーニングをします。

歯科治療が苦手なお子さんには、分かりやすく説明をし、当院に慣れて頂いた後に治療を行います。

急性症状がある場合や外傷の場合は、当日に治療を行うことがあります。

STEP5メンテナンス

健康なお口を維持するには、定期的な管理が重要です。また、小児期は身体の成長や生え変わりがあり、それに応じたメンテナンスが必要です。3−4ヶ月に一度程度の定期的なメンテナンスをお勧めいたします。

症例

4歳の虫歯治療の症例

主訴虫歯の治療
(バタバタ動いて治療ができない、とのことで近医より紹介)
治療期間1か月(3-4回の通院)
施術内容についてほとんど全ての歯に虫歯があります。
当院では、1歯ずつではなく、約2歯ずつブロックで治療を行いますので、通院回数が少なく、治療が終了します。
治療終了後は、定期検診で新しい虫歯ができないようにすることが大切です。

1-2歳の虫歯治療の症例

主訴虫歯の治療
低年齢のため治療ができないとのことで、近医より紹介。
治療期間約6か月
施術内容について1歳6か月時で来院されました。1歳6か月では歯がまだ硬くないので、すぐに神経の処置になってしまいます。う蝕が進行しないような処置をしながら、歯が硬くなるのを待って、2歳頃を目安に治療を行いました。
詰め物はプラスチックの詰め物です。

乳歯の神経の治療の症例

主訴穴が大きくなってきたので、近くの歯医者さんで治療したが、
手足が動いてしまい、治療ができなかったので治療して欲しい。
治療期間1か月
施術内容について仮の蓋をしてもらっている状態で来院されました。
治療前のレントゲン写真より、神経のお部屋近くまで虫歯が進行しているのがわかります。
レントゲン写真では、見た目よりも虫歯が深く進行しているのがわかります。
残念ながら、虫歯は深く、神経の処置を行いました。
乳歯の下で永久歯が育ち始めている時期です。乳歯の治療をしないと、永久歯の成長を阻害することもあります。

歯のケガ(外傷)の症例

主訴前歯のケガ
棒が前歯に当たって揺れて痛い
治療期間固定は1か月、その後1年間の経過観察が必要
施術内容について揺れる前歯は、1か月間ワイヤーで固定をします(ギプスのようなもの)。1か月後にワイヤーを外して、その後は1年間程度経過観察を行います。
乳歯のケガの場合は、永久歯交換まで経過観察を行います。

歯茎の異常の症例

主訴上の前歯が離れている
治療期間治療回数1回
施術内容について上の前歯が離れている原因の一つに、歯茎の異常(正式には上唇小帯の付着異常)があります。前歯の間まで硬い歯茎が入り込んでいるために、歯が寄らずに隙間が空いたままのことがあります。この場合は、硬い歯茎を取ってあげると、自然に前歯が寄ってくれることもあります。

舌の異常の症例

主訴
舌が短い
(矯正歯科の先生より紹介)
治療期間治療回数は1回、その後トレーニング
施術内容について舌が短い理由は、舌の下のヒダ(舌小帯)が短く、手前でくっついていることが原因です。そのヒダを少し切ってあげると、舌を動かしやすくなり、発音もしやすくなります。
しかし、舌を動かすトレーニングを行うことが大切です。

保隙(歯を抜いたスペースをキープする)の症例

主訴歯が腫れた
治療期間2回
施術内容について乳歯の虫歯が大きく、歯の回りの骨が膿で大きく溶けてしまった場合は、抜歯が必要になることがあります。
 永久歯が生える時、乳歯を押しながら生えてきますので、抜歯した後のスペースは減ってしまい、永久歯の歯並びが悪くなる原因となります。そのため、抜歯したスペースが減らないように維持する装置(保隙装置)を入れる必要があります。
保険診療か自費診療かは、保隙装置の種類や年齢によって異なります。

保隙(歯を抜いたスペースをキープする)の症例

主訴前歯のケガの後、歯茎が腫れてきた(矢印部)
治療期間3-4年(ケガした年齢によります)
施術内容について前歯のケガの後、歯の神経が弱り、歯の根が急速に吸収して腫れてしまうことがあります。残念ながら、歯を残すことは難しく抜歯となりました。永久歯が生えるまで3-4年ほどありますので、抜歯したスペースを維持するために小児用の入れ歯(義歯)を使うこともできます。
自費診療となります。

子供が口元のケガをしてしまった場合

 保育園、幼稚園、小学校では小さい子どもさんが転倒や事故でお口まわりをぶつけて「外傷」ということで救急受診されることがよくあります。当院では「子どもは未来」の考えに賛同しているので、最優先で診させていただくように心がけております。もちろん園や学校に行っていない状況であってもそれは変わりません。

お子様が口元を怪我された場合は、下記をご参照ください。

舌小帯(ぜつしょうたい)がみじかい?

口腔機能発達不全症と関わりがある、『舌小帯が短い状態(舌小帯短縮症)』についてご紹介したいと思います。

舌小帯(ぜつしょうたい)は、舌の裏についているスジを指します。このスジの舌へのつき方が強いと、舌を十分に前に出したり、上にあげたり、横に動かしたりすることが出来ません。

お子様が、舌小帯短縮症の可能性がある場合は下記から詳細をご確認ください。

食いしばりや歯ぎしりにお悩みの方

当院では「MFT」という口腔筋機能療法を取り入れた治療を行っております。

MFTとは、お口の周りの筋肉や舌を正しい動きに改善をすることによって、歯並びと舌の癖を治していくトレーニングのことをいいます。

MFTの目的は、食べる(咀嚼)、飲む(嚥下)、発音、リラックスしているときの呼吸のときの舌や口唇の正しい位置への改善をし、MFTを行っていくことで口腔周囲(お口の周り)の筋肉のバランスを正常に整えて、悪い癖を治していくことです。

詳しくは下記からご確認ください。

アクセス・診療時間 access & medical hours

三鷹小児歯科・矯正歯科

〒181-0013
東京都三鷹市下連雀3-42-10
イニシア三鷹下連雀ビル1階

  • 中央線 三鷹駅南口 徒歩5分
  • 中央線 武蔵境駅 車12分
診療時間 日・祝
10:00〜12:30
(※土:9:00〜12:30)
○*
14:00-19:00
(※土:14:00〜17:30)
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0422-29-6388