子供の口元のケガ

子供が口元のケガをしてしまった場合

 保育園、幼稚園、小学校では小さい子どもさんが転倒や事故でお口まわりをぶつけて「外傷」ということで救急受診されることがよくあります。当院では「子どもは未来」の考えに賛同しているので、最優先で診させていただくように心がけております。もちろん園や学校に行っていない状況であってもそれは変わりません。

こんな方におすすめ

歯が抜けてしまったら

転んだ拍子などに歯が抜けてしまったら、洗ったり拭いたりせずに、すぐに回収して牛乳や専用の保存液「ネオ」に入れてすぐに当院またはお近くの歯科医院を受診してください。

歯が欠けてしまったら

歯が欠けて、万が一歯の神経が出てしまうとばい菌が入り、歯の神経を取らなければならなくなることがあります。また、歯の神経が出なくても、そのままにしておくと虫歯になりやすくなる可能性もあります。歯が欠けてしまったら、すぐに当院またはお近くの歯科医院を受診してください。

歯の色が変わってしまったら

歯をぶつけると色が変わってしまうことがあります。これは、歯の中の神経が充血したり死んでしまうことで起こります。とくに、歯の神経が死んでしまった場合は、歯の中の消毒が必要になります。変色に気が付ついたら、早めに受診することをお勧めいします。

前歯がなくなってしまったら

外傷の状況やその後の治療経過によっては、歯を残せない場合もあります。抜歯後、しばらく(3~6か月以上)次の歯が萌えない時期は、見た目やお食事、お話の仕方への影響を最小限にするために人工の歯を入れることをお勧めします。(保険適用外)

子供の口元のケガ治療のメリット

専門知識と経験

歯医者は口腔や口元の専門家であり、口の周りのケガに対処するための豊富な知識と経験を持っています。これにより、子供の口元のケガに最適な治療が提供されます。

感染予防

歯科治療室は通常、清潔で滅菌された環境で行われます。口元のケガを歯医者で治療することで、感染のリスクを最小限に抑え、適切な処置が施されます。

早期治療の可能性

口元のケガが放置されると、歯や口腔の問題が発生する可能性があります。歯医者での治療により、早期に問題を発見し、適切な処置を行うことができます。

安心感と信頼性

子供が歯医者に通うことで、医療専門家との信頼関係が築かれます。これにより、将来の歯科治療や口腔健康に関する不安が軽減され、子供が安心して治療を受けることができます。

子供の口元のケガ治療のデメリット

費用

歯科治療は時間がかかることがあり、また費用もかかる場合があります。特に複雑なケガの場合は、継続的な治療が必要となります。

不快感や痛み

治療中や処置の際に子供たちが不快感や痛みを感じることがあります。これは、治療が進行するにつれてストレスになることがあります。

治療への抵抗感

子供たちは歯科医院や治療に対して抵抗感を持つことがあります。それが治療の障壁になることがあります。

当院の子供の口元のケガ治療における特徴

口腔内全般のトラブルにも対応します

口腔内全般のトラブル親知らずの抜歯のほかに歯の脱臼や口腔内のけが、口内炎の治療、口腔がんの発見も当院では対応しています。小さい頃は家庭や学校等で転んだりぶつかったりして歯を強く打つと歯が抜けてしまったり、お口の中を傷つけてしまいます。脱臼した歯は最初の処置が肝心で、対応が遅れるとその後の治療にも影響してきます。もし脱臼したりけがをした場合は、すぐに当院までご相談ください。経験豊富な歯科医師が迅速に処置いたします。

当院の子供の口元のケガ治療の流れ

STEP01 状況把握

まず、どういった怪我なのか、頭部などへの外傷がないかを含めて落ち着いて確認しましょう。

歯が抜けてしまった場合には拾って歯の保存液や牛乳につけてお持ちください(水道水はNGです)。

STEP02 歯科医院(クリニック)へ連絡

かかりつけの歯科医院等がある場合にはそちらへご連絡ください。

当院でも対応しておりますので、遠慮なくご連絡ください。

できるだけ早く受診することが必要です。

STEP03 問診

問診時、怪我をされたときの状況などをお聞きします。

場所や時間、どういった状況によって怪我をしたかによって変わりますので、できるだけ詳しくお伝えください。

STEP04 X線等による撮影

怪我の状況等によってX線により写真撮影を行います。

顎の骨折がないか、歯が折れていないかなどを正確に把握します。

STEP05 治療

怪我の状況に合わせて治療を行います。

歯や口の状況によっては当院で処置を行い、連携先の病院をご紹介することもありますが、病院での治療後の経過観察や必要なケアを当院で行うことも可能ですので、まずはご相談ください。

STEP06 薬等の処方

怪我の状況によって、抗生物質等を処方することがあります、また、うがいぐすりや軟膏などもお出ししますので、ご相談ください。

なお、お薬等についてのアレルギーがある方は事前にお伝えください。

STEP07 経過観察

歯や口の怪我は遅れて症状が出ることがあります。

そのため、一度は落ち着いたとしても経過観察は重要です。

また、怪我をした後はどうしてもいつも通りの生活が送りにくいものです。

そのため、歯磨きなどについてのアドバイス等も行います。

アクセス・診療時間 access & medical hours

三鷹小児歯科・矯正歯科

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東京都三鷹市下連雀3-42-10
イニシア三鷹下連雀ビル1階

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(※土:9:00〜12:30)
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